第75回日本東洋医学会学術総会「うつ病の症例に対する頭部鍼灸刺激の検討」

南雲治療院 白取 篤弥

開催日時:2025年6月7日(土)~6月8日(日)

会       場:京王プラザホテル(東京都新宿区)

このたび、第75回日本東洋医学会学術総会において、「うつ病患者への頭部鍼灸刺激の検討」について発表させていただきました。

本症例検討では、うつ病を患う方に対して、頭部への鍼通電刺激やお灸を施し、症状にどのような変化が見られるかを検討しました。その結果、短期記憶においては顕著な変化は認められなかったものの、不眠の改善が確認されました

今回の学会は、「漢方と鍼灸の実力と未来」というサブテーマのもと開催され、どの演題も非常に興味深く、大変学びの多い充実した2日間となりました。

おわりに

本症例検討を進めるにあたり、南雲院長をはじめ、山岡傅一郎先生、長野県・愛媛県の先生方、漢方梁山泊の諸先生方、そしてご協力いただいた患者様など、多くの方々のご支援を賜りました。この場をお借りして心より御礼申し上げます。

今回の経験を通じて得た気づきや知見を、今後の臨床に活かしながら、より一層の成長を目指して取り組んでまいります。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

学会発表の様子
学会発表の様子
左から南雲院長・白取篤弥(著者)・常丸裕加
懇親会
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