この度、2019年7月14日(日)に日本良導絡自律神経学会(北海道支部会)にて、
症例発表の機会を頂き参加しましたので報告いたします。
テーマは「末梢性顔面神経麻痺に対する鍼治療の一症例」とし、
患者様のご厚意とご協力のもと、症例報告を致しました。
この場をお借りして感謝申し上げます。
今回得られた考察としては、鍼灸治療により血流改善が図られ、
頸肩部の筋緊張緩和、表情筋の機能回復に効果をもたらしたと考えております。
今回ご協力いただいた患者様は、
初めはお顔の表情に左右差が見られたものの、現在ではほぼ左右差もなく、
日常生活に支障をきたすことのない程度まで症状が改善いたしました。
その理由としては、
末梢性の顔面神経麻痺を発症してから1カ月以内に鍼灸治療を開始し継続的に治療を受け、
自宅でも体を冷やさないように養生して下さったおかげです。
顔面神経麻痺には、末梢性と中枢性の大きく2つの分類があり、
医療機関での鑑別診断が必要となります。
多くは末梢性の顔面神経麻痺であり、鍼灸治療の得意とする分野でもあります。
顔面神経麻痺でお困りの方は、お気軽にお問合せ下さい。
TEL:011-852-6560
最後に、症例発表という貴重な機会を下さった南雲院長に感謝申し上げます。
P.S.
10月12日13日(土・日)に『第71回日本良導絡学会自律神経学術大会 in 東京』と称しまして、
東京で今回「末梢性顔面神経麻痺に対する鍼治療の一症例」の発表を致します。
まだまだ慣れない点はございますが、宜しくお願い致します。
記:吉井