2015 WFAS世界鍼灸学会連合学術大会(カナダ・トロント)

World Federation of Acupuncture-Moxibustion2025 in Tront

この度、私、佐賀はる菜は2015年9月25日~27日にカナダ・トロントにて開催の世界鍼灸学会連合学術大会(WFAS)に参加し、発表してきましたことをご報告いたします。

学会出席にあたり、長期お休みをいただき、多くの患者様へご迷惑をお掛けいたしましたこと、お詫び申し上げます。

昨年、南雲治療院で初の世界鍼灸学会学術大会(ヒューストン)で大成功の発表を成し遂げた高木先生からバトンを受け継ぎ、「私にも発表できるだろうか・・・」と、不安とプレッシャーの中、年初めから発表の準備を始めました。

南雲治療院の患者層は女性割合が多く、婦人科・産科疾患もたくさん診させていただいております。

今回、当院でも多くの症例を挙げている「逆子の鍼灸治療」テーマにデータをとり症例をまとめました。改めまして、ご協力いただきました患者様へ、感謝申し上げます。

お蔭様で、発表は好評を頂くことが出来ました。

学会会場のあるトロントはオンタリオ州の州都カナダ最大の都市です。ナイアガラの滝・メープル街道の観光地や、都市には町を象徴するCNタワー、メジャーリーグチームのブルージェイズが本拠としています。日本との時差は14時間、日本と真逆です。どこでも寝れると自負してましたが、時差ボケに悩まされたのもいい思い出です。

トロント市内
ナイアガラの滝
インターナショナルプラザホテル

会場内は、ホテルの1フロアに、シンポジウムが行われる大きなメイン会場が1つ、引っ張ん口演の会場が3つ、会場のところどころでポスター発表があり、ロビーには漢方や鍼など16社の展示ブースがありました。日本製の鍼製造販売業者・セイリン者のパイオネックスは海外進出をしており、現地のトロントでセイリン製品を取り扱っている業者(ETD社)が、私の発表のためにパネルを作ってお待ちくださっていたのには感激致しました。

左)佐賀   右)南雲院長

左)Choon.K.Choongさん 中央)佐賀 右)南雲院長

世界鍼灸の参加者は282名で、世界各国から、鍼灸師、医師、中医師、大学の先生方、学生が参加していました。

演題はオーラル、ポスター発表合わせて106題、日本からはポスター7題、オーラル3題、計10題の発表でした。私は30席ほどの会場で15分オーラル発表を行いました。世界学会での発表は、中国語か英語になります。よりたくさんの先生へ聞いていただけるのはやはり英語の発表です。もちろん、質疑応答も英語です。

私のトピックスは「女性と男性の健康、小児科、不妊治療」のくくりにまとめられ、3題中2つは不妊について、私が逆子について発表しました。

逆子のテーマは海外の先生方に大変興味をもっていただき、30名ほどの会場がほぼ満員で立ち見が出るほどでした。質問もたくさんいただきました。

高校レベルの乏しい英語と翻訳アプリを使いながら質疑応答をしました。海外の先生方は、私が質問するまで熱心に質問してくださり、私もそれに応えようと必死でした。

会場内の様子
佐賀発表風景

発表が終わった後、会場内をウロウロしていた私にたくさんの先生方から声をかけていただきました。発表のことで頭がいっぱいになり、周りを見渡す余裕すらありませんでしたが、「よかったよ」「発表ききましたよ」と声をかけていただきとても嬉しかったです。

学会後のガラディナーでは獅子舞やサンバなど多国籍の方が集まる国ならではの演出があり、同じテーブルの方とお話ししたりと、楽しく食事をすることができました。

ガラディナーの様子1
ガラディナーの様子2

最後に、

世界学会での発表はもちろん、海外へ行くのもほぼ初めてで何もかもが不安で、出発前は寝れないこともありました。しかし、患者様からの応援や励まし、心温まる言葉に支えられ、勇気をいただきました。 今回、症例報告にご協力いただきました患者様方へ感謝申し上げます。 本当にありがとうございます。 学会出席のためお休みをいただき、多くの患者様へご迷惑をお掛け致しましたこと、お詫び申し上げます。 お陰様で、日本方式の当院における鍼治療が世界各国の先生方より興味・関心を持っていただき、好評にて発表を終えることが出来ました。

この経験を糧にし、南雲院長初め患者様への恩返しのためにも立派な鍼灸師になれるように頑張ります。

2015年12月吉日    記:佐賀はる菜

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