学会出席・症例発表の報告
この度は、学会出席のためお休みをいただき、多くの患者様へご迷惑をお掛け致しましたこと、お詫び申し上げます。
今回、2016年11月5日、6日に日本・つくばで行われた世界鍼灸学会学術大会(WFAS)2016に出席致しました。
南雲治療院より3つをテーマに発表致しました。
上井雄一郎 『不妊・不育に対する鍼灸治療』
齋藤将輝 『腰痛に対する鍼灸治療により冷え性が改善した2例』
佐賀はる菜 『めまいに対する鍼治療の効果』
World Federation of Acupuncture-Moxibustion Societies Tokyo/Tukuba2016
この度、2016年11月5日、6日に日本・つくばにてお紺われた世界鍼灸学会学術大会(WFAS)2016に出席いたしました。
日本では、23年ぶりの学術大会でした。日本の伝統的な鍼灸を世界へPRする大会となり、日本の文化のもとに発展した新k風の講演、実技セッションやまんがによる鍼灸の紹介など様々あり、盛大な大会でした。
学術大会には日本からは1495名、海外から238名(32か国)、総勢1733名の臨床家、研究者の参加がありました。2つのメイン会場で7題基本講演や27題の実技セッションが行われ会場はほぼ満員。
立ち見が出る会場もあり、このチャンスを逃したら他ではなかなか見ることができないと思い、私も講演を聞くのに必死でした。
基調講演では日本語、英語、中国語の同時通訳を行っており、世界学会を参加する者にとってはありがたかったです。
症例データを集めるにあたりご協力いただきました患者様へ、心より感謝申し上げます。
今大会で研究発表は323題、(一般口演87題・一般ポスター203題・学生ポスター33題でした。
ポスター発表は、当院2演題報告しました。
ポスターの前に演者は待機し、興味を持ってくださった先生方とたくさんの質疑応答を行いました。
昨年のカナダ大会は英語での質疑応答であったため大変でしたが、今回は日本での開催であり参加者の多くが日本ですので、言葉が通じることにホッとしました。
齋藤将輝はオーラル(口演)発表でした。
この日のために英語のスピーチの練習をしており、堂々した姿は圧巻でした。
最後に、昨年のトロントに引き続き2年連続で発表させていただくことができとても光栄に思います。
南雲治療院でなければ経験することはありませんでした。
改めて南雲院長に心より感謝申し上げます。
学会へ発表することによって、今までの臨床経験を復習し、他の先生方との交流で症例の内容を深めて次の臨床へ繋げることができます。
今後も鍼灸師として技術向上のため、日々の自分を見直し、最善を尽くしていきたいです。
記 佐賀 はる菜
お蔭様にて、好評にて発表を終えることが出来ました。
今回、症例報告にご協力いただきました患者様方へ感謝申し上げます。